米軍基地周辺でレーザー照射している人達は逮捕されない?
公開日:
社会・政治
ポーランドで、軍のヘリにレーザー光線を当てた日本人が逮捕されました。
逮捕の様子は完全にテロリスト扱いです。
日本でも基地周辺でレーザー照射などで飛行妨害をやってる人たちがいます。
大惨事につながりかねない航空危険行為への厳罰化が急がれます。
ポーランドでレーザー照射の日本人を逮捕
ポーランドで、夜間飛行中の軍のヘリコプターにグリーンのレーザー光線を当てた日本人が逮捕されました。
パイロットからの通報を受けた警察が、照射された場所などから現地在住の日本人男性(40)の犯行と特定したそうです。
ポーランドは対ISIS(イスラム国)の有志連合に入ってますので、軍に対する妨害行為に厳しく対応したということもあるでしょうが、逮捕の際の映像に驚きました。
マスクで顔を隠した対テロチームらしき警官に押さえ込まれており、完全にテロリストの扱いです。
有罪になると、最長で懲役8年になるそうです。
FNNnewsCH↓
アメリカでも航空機へのレーザー照射は厳罰
アメリカでも、航空機へのレーザー照射は警察やFBIが捜査し、逮捕された場合は、5年以上の有期刑や、数十万ドルの罰金が科せられています。
今回も使用されたグリーンレーザー光線は、赤色と比べ、人間の目の視感度が高くなっているため、「妨害行為」によく使われます。
出力の高い製品は、目に照射すと失明などの危険があるため規制されていますが、ネットなどで比較的簡単に入手できるのが現状です。
私も、ソウルのミリタリーショップで安かった(約800円)ので、猫じゃらし(の予備)に買った事があります。
出力は気にせずに買いましたが、帰ってから使ってみたら、かなりの高出力製品だったようで、それまで使ってたPLUSの赤色レーザーポインターとの圧倒的な違いに驚きました。壁が焦げそうでしたw
猫の目に当たったら危なそうでしたし、グリーンレーザーは構造上消費電力が多いこともあって、すぐに電池が無くなるので、使うのをやめましたが。
日本でも基地周辺でレーザー照射している人たちが
日本でも米軍や自衛隊基地周辺で、「市民」の方々が、軍用機にレーザーを照射したり、ワイヤー付き風船や凧を飛ばして飛行を妨害しています。
特に最近は、「落ちるから危険だ!」と反対運動をしているオスプレイが「全然落ちない」ので、飛行妨害がエスカレートしているようです。
オスプレイとどっちが危険なんでしょうか。
しかし、日本では、サッカーなどのスポーツで選手に照射され問題となる事はありますが、基地周辺の「市民」が逮捕されたことはありません。
主義主張は個人の自由ですが、航空機パイロットへのレーザー照射や飛行妨害は、墜落事故につながって大惨事となりかねませんので、日本でも厳罰化が急務だと思います。
今日の自民党国防部会では、普天間基地における危険行為、風船(ワイヤー付き)や凧によるオスプレイの航行妨害についても議論する。併せて厚木基地等でも報告されているレーザーポインターによる航行妨害も法的規制の外になっているため議論する。写真参照 pic.twitter.com/5QgbRvtq
— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2012, 10月 19
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