池上彰 韓国特番の「反日翻訳」捏造疑惑シーンを見てみる
公開日:
レビュー
6月5日に放送されたフジテレビの「池上彰緊急スペシャル 知っているようでよく知らない韓国のナゾ」。
韓国の街頭インタビューで「日本が嫌い」と話していた若い女性の映像は、翻訳がデタラメで、実際の発言は全く違っていたことが指摘されています。
※29日追記:フジテレビが「編集作業ミス」と謝罪しました。詳しくは末尾に。
池上彰氏の「棚ボタ国家」発言に韓国マスコミが強く反発
この番組は、韓国の反日姿勢や社会構造について分かりやすく解説したもの。
その中で、リベラルと思われていた池上彰氏の以下の発言等に、韓国マスコミが強く反発していました。
韓国の憲法前文に「三・一運動により建立された大韓民国臨時政府の、、、」とあり、日本と戦うために作られた政府に根ざした国家感がある。
しかし、大韓民国臨時政府は「自称」程度のもので、機能しておらず、連合国は政府として認めていなかった。自ら戦って国を作ったのではなく、日本が戦争に負けて朝鮮半島から引き揚げた後に国が作られた。
ある種、棚からボタ餅式に国ができちゃった。そのことに引け目を感じているのではないか。
昔から日本と戦ってきたという伝統に基づいて韓国ができているんだという「建国神話」に基づいて憲法ができている。
さらに、韓国の街頭インタビューで「日本が嫌い」と話していた若い女の子が、実際の発言と違うとの指摘がTwitterで話題になりました。
池上彰緊急スペシャル 問題の翻訳捏造?シーン
上が問題の発言シーンです
3人目の女性の字幕と吹替は、
「(日本が)嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか」となっていますが、原語では次のように言っています。
文化が とても 多い。
だから 外国人が 本当にたくさん 訪問してくれるようです。
吹替の声が被って分かりにくいですが、最初の出だしが「ムヌァガ」(文化が)となっているのが聞き取れると思います。
もしフジテレビの翻訳通り「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」だとすると、次のような韓国語になります。
VTRの原語とは全く違います。
フジテレビははっきりとした説明を
そもそもこの女性は、日本のことではなく、「韓国に外国人観光客が来てくれている」と話しているとも解釈できます
4人目の男性も、よく聞き取れませんが翻訳とは違うことを言ってるように思えます。
実際にソウルに行くと、反日を言っているマスコミと政府発表だけです。
街中で、一般のソウル市民から「反日」は、まず感じません。
街頭でインタビューしても、そんなにゾロゾロと反日コメントが取れるとは思えません。
反日コメントを引き出すような、釣りの質問をすれば別でしょうが。
韓国の一般市民も反日だらけという「番組企画」に合わせるよう、テキトーに日本語訳をつけたのではないかと疑問視されています。
フジテレビはや池上彰氏は、この問題について、はっきりとした説明をする必要があると思います。
フジテレビが池上彰緊急スペシャルの「韓国語誤訳」を謝罪
29日、今回の「翻訳捏造疑惑」について、番組ホームページで謝罪しました。
編集作業でのミスであり、実際に翻訳通りの発言はあったとしています。
(一部抜粋)誤って、韓国を好きな理由について話している映像部分を使用していました。インタビューの別の部分で、実際に「日本が嫌いです」と答えています。
(4番目の男性も)誤って「過去の歴史を反省せず、そういう部分が私はちょっと…」と話している映像部分を使用していました。この男性も、別の部分で実際にこのように発言しています。
今回に限らず、マスコミのインタビューは一部だけを切り取って報じてますから、前後の流れを見ると全く違った意味になることも多いと思います。
重要な情報については、1社だけの報道を鵜呑みにせず、ネットを含めた複数のソースを比較し、判断する必要があります。
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