アカデミー賞は獲れるか?『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
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レビュー
破天荒な悪徳証券会社経営者を描いた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
アカデミー賞5部門にノミネートされていますが、主人公を怪演したデカプリオは念願の主演男優賞を獲れるでしょうか?
アカデミー賞 5部門ノミネート
年収4900万ドル!!(1ドル100円として49億円!!)
実在の証券マン、ジョーダン・ベルフォートの破天荒な証券会社経営を描いた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
ボロ株を巧みな電話セールストークで大量に売り、手数料を稼ぐと共に高値で売り抜ける手口で、大儲け。
ガレージで数人で始めた会社を、あっという間に数百人の会社に成長させますが、FBIに目をつけられ、、、
アカデミー賞で、作品賞,監督賞,主演男優賞,助演男優賞,脚色賞の5部門にノミネートされています。
むちゃくちゃなエピソードをレオ様が怪演!
私がこの映画を観ようと思ったのは、予告編でデカプリオ様がハイヒールに顔を突っ込んでるシーンに吹き出したから。
右はその撮影シーン。
今回がデカプリオとの5作目となるマーティン・スコセッシ監督との打ち合わせ風景です。
ナオミは打ち合わせの時もエラそうですw
煽り立てるスピーチと高額な歩合給でセールス社員を盛り上げ、目標達成時は何でもアリのむちゃくちゃパーティを開催。
自身もコカインやドラッグを常用し、ハイテンションで深夜まで動き回ります。
でも、2人目の妻のナオミにはべた惚れ。
ちょっと信じられないエピソードやキャラクターをデカプリオが怪演しています。
アカデミー賞は獲れるか?
私の予想としては難しいと思います。
『それでも夜は明ける(公式サイト)』が強そうです。
アカデミー賞会員が好みそうなヒューマンドラマですし。
対抗馬は、画期的な映像の『ゼロ・グラビティ』だと思います。
ウルフ・オブ・ウォールストリートのようなモラルハザードなシーンがテンコ盛りの作品は、票が集まりにくいでしょう。
それと、デカプリオは白人の中では柔和で童顔なので、どんな演技をしてもにこやかな表情に見えてしまい、リアルさが今ひとつ伝わりませんでした。
それにしても実在の主人公や副社長らは、ドラッグや酒を無茶飲みしながら、命を落としたり、カラダを壊したりしなかったのは不思議です。
アカデミー賞は、日本時間3月3日の朝から授賞式です。
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