イッテQ イモトがエベレストに出発 批判の声もあるようですが
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レビュー
イッテQのイモトアヤコがエベレストに出発しました。
登頂予定は5月中旬〜下旬。
しかし、イッテQやイモトに批判が。
さらに、片山右京やなすびもエベレスト登頂へ。
5月にエベレスト登頂?!
アルピニスト?のイモトアヤコが、エベレストに向けて出発しました。
スケジュールは明らかにされていませんが、高地順応などに数週間は必要ですので、登頂は5月中旬から下旬、放送は6月以降になりそうです。
イモトの登山チャレンジは、最初のキリマンジャロから欠かさず見ていますが、彼女の身体能力の高さにはいつも驚かされます。
マッターホルンの時でしたか、氷壁登山の上達の速さに、現地の登山ガイドが「おまえスゴイなぁ」って感心していましたね。
【これまでの実績】
2009年 キリマンジャロ/タンザニア/アフリカ最高峰/標高5,895m
2010年 モンブラン/フランスとイタリア国境/ヨーロッパアルプス最高峰/標高4,810m
2011年 キリマンジャロ2回目/24時間テレビで盲目の少女に同行
2012年 アコンカグア/アルゼンチン/南米及びアジア大陸以外で最高峰/6,960m
→天候悪化等により残り数百mで登頂断念
2012年 マッターホルン/スイスとイタリアの国境/4,478m
2013年 マナスル/ネパール/世界第8位/標高8,163m
イッテQやイモトへの批判とは?
視聴率が高く、注目を集めるだけあって、批判的な声も多いようです。
内容は、大きく分けて2つ。
①テレビのバラエティが芸人にやらせる企画としては、危険過ぎる
②金に物を言わせてる↓
「プロの登山家にしてみれば、イモトの存在は面白くないに決まっている。
イモトのマナスル登頂は登山をサポートする『シェルパ』が13人もつき、業界で名の知られた一流のガイドや医師らが同行するなど、あまりにも豪華な陣容でした。
費用も数千万から億のお金が使われた。
もちろん、事故を防ぐためには当然の対策で一般的なプロの登山家とは別物なのですが、この番組のせいで、登頂に失敗した登山家が『イモトでも登れたのに』などと言われたら立つ瀬がない。
『素人の芸人でも登れる』となれば、登山家たちのスポンサー集めにも悪影響が出る。
登山家たちは命を懸けてやっているのに、テレビ局が大金を注ぎ込んでお遊びをやられたらたまったものじゃないですよ。
今のような演出で企画を放送するのであれば、ちゃんとフェアに登ってほしいという声が出るのも無理はない」(登山関係者)
(中略)
プロ登山家のメンツを潰している。
①については、既にエレベストに匹敵する難易度の、エレベストより死亡事故率が高いマナスルを制覇したので、成立しない意見でしょう。
イモトは相応のスキルを身に付けていると思います。
これが、森三中にやらせるというのなら無謀でしょうが。
もちろん死亡事故率が低いのは、スキルが高い登山家しかチャレンジしないためでしょうし、危険なことに違いはありません。
しかし、番組のために登頂を優先させるようなことがないのはアコンカグアで実証されていますから、その点は安心していますが。
実際、エベレストには、事故に遭ったまま回収されていない登山家の遺体が150体ほどあるそうです。
それも行方不明だけではなく、登山ルートから見えるところに点々と。
例えば「グリーンブーツケーブ」と呼ばれるポイントがありますが、その名称の由来はそこに放置された「グリーンのブーツを履いた遺体」です。
別サイト→ 【閲覧注意】遺体が目印!デスゾーン”Death Zone” エベレストに眠る登山者
人体のような重いものをふもとまで降ろすのは、リスクとコストが掛かるからなのでしょうけど、これが「エベレストの常識」なのでしょうか。
ちょっと理解できません。
②の「メンツを潰してる」のは、確かにその通りでしょうね(^o^)
しかし、「フェアに」というのは分かりません。
イモトを死なせたら、番組どころか日テレも激しく非難されるでしょうから、最大限の体制で挑むのは当然の判断です。
だからといって、シェルパがイモトを背負って登るわけではなく、自分の足で登ることに変わりはありません。
ただ正直なところ、マナスルに石崎ディレクターが登頂しているのを見て「あれれ?」と思いました。
石崎Dには失礼ですが、メタボで、トレーニングを積んでるとは思えないオッチャンが登れるとは、やはり金のチカラか?と(^_^;)
ま、彼も、イモトに同行し、スキルが上がってるということでしょう。
いずれにしても、あのような登山は、多かれ少なかれ資金を集める必要があります。
その集金力を含めて「登山家のスキル」でしょう。
レーシングドライバーと同じです。
イモトは自ら登りたくて始めたわけでもありませんし、スポンサー集めもしていませんから当てはまらないでしょうが、組織で例えると、巨人と広島が同じリーグで戦っているのを「ズルイ」と言うようなものです。
エベレストはゴミで溢れている
遺体でさえ放置ですから、不要になった酸素ボンベやテント,食材ゴミなどを放置するのも「常識」のようです。
持って帰るにはシェルパのコストが掛かるためでしょう。
野口健さんが長年ゴミ回収運動をしているのは有名ですよね。
ネパール政府は、最近、登山家にそれぞれ最低8kg分のゴミを持ち帰らせるというルールを発表しました。
自分のゴミとは別に8kgです。
現在も、4,000ドルの前金を預かり、ゴミを持ち帰った登山者には払い戻す方策を実施していますが、それでもゴミは増えたということでしょう。
今回のルールの強制力は分かりませんが、効果が上がるといいですよね。
片山右京や電波少年のなすびもエベレストに
4月〜5月は、エベレストの天候が安定する時期ですので、多くの登山隊が集中します。
特に天気がいい日の登頂アタックは渋滞ができるそうです。
今月は、元F1ドライバーの片山右京や、「電波少年・懸賞生活」のなすびもエベレストに出発しました。
片山右京は、F1現役の頃から「引退したらエベレストに登りたい」と言ってましたから、1997年の引退から17年を経て実現しそうです。
また、2009年には冬山訓練のため登っていた富士山で遭難し同行の社員2名が亡くなりましたが、それを乗り越えてのチャレンジでもあります。
なすびは、1年前もエベレストにチャレンジし、あと100mの地点で断念したそうです。
福島へのチャリティーが目的とのこと。
詳細は公式サイトのエベチャレをご覧ください。
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