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TVタックルでたけしが「中国は英国から賠償金もらわないの?」に中国人沈黙

公開日: レビュー

この記事の所要時間: 315

TVタックル

TVタックルでたけしが「何で中国はイギリスからアヘン戦争の賠償金をもらわないんだ?」と投げかけたところ、20人の中国人パネラーは沈黙。

コメンテイターの張景子氏だけが「日本からも日中戦争の賠償金をもらっていない」と発言しましたが…

 

中国人のココがわからない!?

5月12日放送の『ビートたけしのTVタックル』のテーマは『中国人のココがわからない!?』。

日中のコメンテーターと20人の日本在住中国人パネラーが出演し、尖閣問題,日本への中国人観光客の急増(ほんとは日本が好きなの?),食品・環境汚染,違法コピー,貧困格差,民主化などについて議論しました。

中国人パネラーへの最初の質問は「尖閣諸島は中国固有の領土である?」。
意外なことに「Yes」は20人中13人にとどまりました。

「No」の25才男子学生は、「お互いに自分の言い分だけを主張するのではなく、相手の言い分を聞き、民間レベルで解決を図ったらどうか」というものでした。

「Yes」の35才男性会社員は、「中国人はメンツを重視するので、中国の領土だと認めれば、(海底資源開発などの)利益は日本のもので構わない」と、これまた意外な発言。

さらに「中国は今お金があるからいらない」と余裕をぶっこいてましたが、私は真逆だと思います。

前記事 尖閣諸島に中国が侵攻する日 その時欧米は日本の味方になるか? でも書きましたように、1968年に尖閣諸島周辺海底に石油資源が埋蔵されている可能性が発表されたとたん、それまで何も言わなかった中国が領有権を主張し始めたという、とても分かりやすいジャイアン的な理由だと断言します。

 

たけしの発言に反論なし

領土問題に関連して、たけしが「中国は何で(イギリスから)アヘン戦争の賠償金をもらわないんだ?」「おかしいじゃないか?あれだけやられて」「ちゃんと補償してくれって言わないのかな」などと発言。

他のコメンテーターも「そうだよ。イギリスに文句言えばいいじゃん」「日本にばっかりキリキリなさらないでイギリスの方に行きましょうよ」などと発言しましたが、中国人パネラーたちは反論せず苦笑いするだけでした。

ただ、コメンテイターの張景子氏(元北京放送アナウンサー)は、「日本からも日中戦争の賠償金をもらっていない」と発言しましたが、誰もその発言を拾いませんでした。

http://youtu.be/Rzj8yHQW_zc

 

中国への巨額の援助

確かに、1972年の日中国交回復の際、中国は戦時倍賞を放棄しました。

しかし、旧満州に日本が建設した工業施設や鉄道,公共施設などのインフラや企業及び個人資産など、終戦時に中国に没収された資産は、現在の価値で数十兆円に上り、算出された戦時賠償額をはるかに上回るものです。

そして、実質的に賠償金の代わりとなったODAは、2012年までに有償借款3兆3164億円,無償資金援助1566億円,無償技術援助1772億円に上っています。

これらの援助は、中国の発展に大きく寄与したのは間違いありませんが、このことは、中国国民には知らされていません。

さらに驚くべきことに、日本へ傍若無人な態度を取り続ける世界第2位の経済大国に対し、現在も年間約300億円の無償援助が続けられているというワケのわからない状態です。

 

日本の戦時倍賞

そもそも太平洋戦争の終結時、アメリカが日本への賠償放棄を強く押し進め、戦勝国のほとんどが、それに従いました。

第1次大戦の巨額の賠償金がドイツを追いつめ、ナチス台頭の一因となった反省によるものだと思われます。

日本が戦時賠償したのは、フィリピン,インドネシア,ビルマ,南ベトナムの4カ国だけです。

この4ヶ国は戦勝国というより、日本と連合国との戦場になったと言うべき国なので、その配慮も働いたのだと思います。

この賠償金とは別に、日本はこの4ヶ国を含めたアジア各国にも有償借款,無償援助,技術援助等のODAを手厚く行っています。

また、戦争をしていない,戦場となってもいない韓国に対しても、1965年の日韓基本条約で、現在価値で数十兆円の資産の権利放棄に加え、無償3億ドル,有償借款2億ドル,民間借款3億ドルの合計8億ドルもの資金提供をしています。

これは、当時の韓国の国家予算の2.3倍という巨額なものです。

この時の大統領である朴槿惠のおとうさんの朴正煕氏は、この資金を個人倍賞には使わないことを決めてインフラ整備に集中投資し、のちに漢江の奇跡と呼ばれる韓国の経済発展をもたらします。(1961年にわずか80ドルだった国民1人あたりの年間所得が、1979年には1620ドルになりました)

中国同様、このことは国民に知らされていません。

条約には「戦後処理は完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」と明記されています。

しかし、大統領になった娘が、ドあつかましくも「おかわり」を要求しているのはご存知の通りです。

ちなみに韓国は東南アジア諸国を見下していますが、それらの国では、「我々は自らの努力で発展しようとしている。日本からの巨額の援助でぬくぬくと発展して来た国にバカにされる理由は無い」との反発があるようです。

 

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