ダブル台風が発生 21日頃から日本に接近し上陸の可能性も
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生活・文化
15日、15号と16号の2個の台風がほぼ同時に発生。
どちらも大型で強い勢力の台風に発達し、15号は沖縄・八重山諸島、16号は日本本土に上陸する恐れが。
16号は大型で強い台風に発達し日本に上陸の可能性
15日、15号と16号の2個の台風がほぼ同時に発生。
15号はマリアナ諸島の東側、16号さらに東のウェーク島近海で発生し、今後、西〜北西に進む見込みだ。
気象庁の台風情報では、5日後の20日までの進路予想しか出ていないが、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)では10日後の25日までの進路予想を発表している。
それによると、15号は21日に沖縄・八重山諸島を直撃し大陸へと進み、16号は25日に四国〜九州へ上陸するコースとなっている。
ただ、台風の10日先の進路を予想するのはかなり無理がある上に、夏台風は偏西風の影響で進路や速度が大きく変化する。
さらに2個の台風が互いに干渉するので、今後、ECMWFの予報図は大きく変わる可能性がある。
いずれにしても、今後の予報に十分な注意が必要だ。
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ECMWFの予報図は、風速が強いほど濃い緑で表し、右端のカラーチャートの数字は風速を表している。
18日以降は、15号と16号のいずれも中心部が黒くなっているので、風速は40mを超え、かなり強い勢力になると予想されている。
また16号は、関西から九州をすっぽり覆う程の大型だ。
※上の各図は、世界標準時(UTC)の0時なので、日本時間では同日の午前9時。
今年は台風の発生数が多く、勢力も強い
台風は昨年の6月から連続15ヶ月発生しており、今年は特に発生数が多い。
これから、より多くの台風が発生する時期になるので、40個近くになる恐れもある。
さらに、今回の16号のように、平年よりも東方の海上で発生するケースが多い。
そのため、西へ進む際に、海水温の高い地域を移動する距離や期間が長いため、勢力が発達しやすい傾向にある。
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