サンダーバート新シリ ーズで多用する「F.A.B」の意味?
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NHKで放送が始まったサンダーバードの新シリーズ。
その中で、隊員達が通信の際に連発する「FAB(エフエービー)」。
オリジナル版の吹替では無かったセリフだが、その意味は、よく言われる「Fabulous(イカす)」の略ではなかった。
サンダーバード2号の発進シークエンスは運動神経が必要?
15日からNHKで放送開始のサンダーバード・新シリーズ。
このサイト(右のおすすめYoutube欄)で紹介しておきながら、初日の放送を見逃してしまい、今日の第2話(インターナショナル・レスキュー出動!後編)を見た。
もちろんマペットではなくCGだが、「5.4.3.2.1 Thunderbirads are go!」のナレーションで始まるオープニングが充実に再現されており、ワクワクするw
1号や2号などのメカ(一部はCGではなくミニチュア)も、オリジナル版のミニチュアと同様にウェザリング(汚れ加工)が施してあるところが嬉しい。
ただ、2号の発進シーケンスで、オリジナル版ではパイロット(バージル)がスロープを滑り降りてそのまま着座するものだったが、この新シリーズでは最後にバーに飛び移って操縦室に飛び降りるようになっている。
けっこうな運動能力を要求される搭乗方法だ。
タイミングを誤ったら、コケて怪我をして出動できなくなりそうw
さらに、上部ハッチを両手で体重をかけて「ヨイショ」と閉めている。
手動?!あんなハイテクシステムなのに、おかしいっしょw
▼こちらはオリジナル版の2号発進シーケンス↓
▼新シリーズのミニチュア・メイキング/ニュージーランド・Weta Workshop↓
隊員達が通信の終わりに連発する「FAB(エフエービー)」って?
この新シリーズで、隊員達が通信の際に多用する「FAB(エフエービー)」。
オリジナル版でも言っていたようだが、当時の吹替では、このセリフは記憶が無く、おそらく会話の流れからして「了解!」とでも訳されていたと思う。
しかし新シリーズでは、ここだけは原語のまま「FAB(エフエービー)」となっている。
正しい意味が分からずググってみたら、国内外のサイトで、1960年代のイギリスの流行語である「Fabulous(イカす、素晴らしい)」を略したものだという説が大勢を占めた。
今だと「cool」がこれに近いか。
ビートルズを「Fabulous Four(FAB4)」と呼んでたらしい。
しかし、通信の「了解・ラジャー」の代わりに「イカす」などどチャラいセリフは、あの好青年の兄弟達、とりわけ長男のスコットには全くそぐわない。
他に、ペネロープが所属するヨーロッパの諜報組織のFederal Agent Bureauを略したものというのもあった。
しかしこれも、ラジャーの代わりに諜報組織の名称を言うのは、意味がわからない。
ジェームス・ボンドは通信の際に「MI6」と言わないし。
正しくはFully Acknowledged Broadcastの略だった
海外のサイトで、ようやく納得のいく答えが見つかった。
第2次世界大戦で、通信兵が通信終了(ラジオ・ログオフ)時に使っていたというもの。
「Fully Acknowledged Broadcast(通信を完全に承認した)」略してF.A.B。
そういえば、英語圏の人にビジネス的なメールを送ると、メールの受信確認で「Acknowledged」と一言で返信してくる場合があった。
なお、オリジナル版では、兄弟たちの父親(ジェフ)が指令を出していたが、新作では出演しない。
ただし、引退や他界ではなく行方不明というナゾの設定らしい。
それにしても、あのメカの燃料補給や整備点検は、誰がしてるんだろうw
ロボットがいるのかな?
ちなみに、第3話は8月22日(土)18:10からだが、19日と20日の深夜0:10からオリジナル版が放送される。
放送日は、原則として土曜日の午後5:35〜6:00だが月に2回程度しか放送されず、時間の変更も多いので注意が必要。
また、水曜日の深夜(木曜日の午前)0:40〜1:05に再放送されるが、これも不定期なので、下記リンクの公式サイトをチェックするのが確実。
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