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中国「抗日戦争勝利70周年記念行事 」の参加出席国一覧

公開日: 海外

この記事の所要時間: 32

中国軍事パレード

去年から突然始まった中国の「抗日戦争勝利記念行事」。

今年は「70周年記念」で、大規模な軍事パレードも実施されます。

安倍首相は不参加を決めましたが、参加するのはどんな国?

 

「抗日戦争勝利70周年記念行事」で強大な軍事力を誇示

 
9月3日、中国・北京で行われる「抗日戦勝70周年記念行事」。

この「抗日戦争勝利記念日」は、アメリカ海軍の戦艦ミズーリの甲板で日本が降伏文書に調印した9月2日の翌日というのが由来。

こう聞くと戦後すぐから続いてきたように思えますが、制定されたのは、なんと去年のこと。

国民の支持を得やすい「抗日・反日」で国内をまとめ、国威発揚に利用する目的で制定したのは明らかです。

ただし「初年度」の昨年は、式典はわずか10分間で終了し、習近平国家主席の演説もないなどアッサリしたものでした。

ところが今年は「70周年」ということもあってか一転、大規模な軍事パレードを行うなどド派手なイベントに。

そもそも、これまで中国の軍事パレードは10月1日の建国記念日に行われてきました。

それも毎年ではなく、これまでに14回、5年に1度の周期でした。

 

12000人以上が参加の大軍事パレード

中国側の発表では、天安門広場での軍事パレードに、約12000人の中国人民軍兵士が参加。

戦闘車両500両以上、戦闘機も200機以上が上空を編隊飛行し、展示する兵器は全て国産で(ロシアのパクりもあるでしょうが)、その内84%が初公開だそうです。

数週間前から、郊外の「模擬天安門広場」で毎日猛演習しているとか。

北京といえば、空どころか前もよく見えない大気汚染の都市ですが、現在開催中の「世界陸上」とこの「抗日戦勝70周年記念行事」のために、大規模な交通量規制や工場稼働の抑制を行い、現在は青空が広がっています。

 

抗日戦勝70周年記念行事の出席国一覧

中国は、第二次大戦に関係した国など50ヶ国以上を招待しましたが、首脳クラスが出席する大国はロシアだけで、他は東欧と途上国がほとんどです。

【首脳級出席国一覧・30ヶ国】

地域 国名・地位 
東アジア韓国・大統領北朝鮮・労働党書記ベトナム・国家主席
カンボジア・国王ラオス・国家主席ミャンマー・大統領
タイ・副首相東ティモール・大統領パキスタン・大統領
バヌアツ・首相
中央アジアモンゴル・大統領カザフスタン・大統領キルギス・大統領
タジキスタン・大統領ウズベキスタン・大統領
東欧ロシア・大統領ボスニアヘルツェゴビナ
大統領評議会議長
チェコ・大統領
ベラルーシ・大統領ポーランド・下院議長セルビア・大統領
アフリカエジプト・大統領アルジェリア・下院議長スーダン・大統領
エチオピア・大統領コンゴ・大統領南アフリカ・大統領
南米ベネズエラ・大統領アルゼンチン・副大統領キューバ・副議長

西側の首脳は、韓国を除き出席せず、外相や大使などの政府代表の参加にとどまっています。

なお、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も軍事パレードに出席します。

この件に関し外務省は、「過去ばかりに焦点を当てた記念行事に国連事務総長が出席することは、中立性に問題がある」として、国連側に懸念を伝えたそうです。

しかしパンくんは、あからさまに韓国寄りの言動を繰り返すなど、中立性が無いのは今に始まったことではありませんから、日本の「懸念」など全く気にしないでしょう。

【政府代表出席国一覧・18ヶ国】

地域 国名・地位 
東アジアインド・外務副大臣シンガポール・元副首相マレーシア・首相特使
カンボジア・国王ニュージーランド
元副首相
オーストラリア
退役軍人相
西欧・北米フランス・外相ハンガリー・外相イタリア・外相
オランダ・国務相イギリス・前司法相ドイツ・駐中大使
アメリカ・駐中大使ルクセンブルク・駐中大使カナダ駐中大使
アフリカリビア・外相チェニジア・国防相
南米ブラジル・国防相

 

安倍首相は結局訪中せず

西沙諸島等で中国と対立しているベトナムが首脳を出席させているのは驚きですが、一応「共産国」ですから、その流れかなと。

西側諸国は、南シナ海や尖閣諸島での覇権主義的な行動が非難されている中国が軍事力を示威するイベントですので、積極的に出席するわけにはいきません。

しかし、経済的なつながりが大事なので政府代表は出席させることにした、ということだと思われます。

安倍首相は、当初、記念行事には参加せず、その前後での訪中(首脳会談)を検討していました。

しかし、式典は軍事パレードが前面に押し出されている点や、安全保障法案の国会審議などを考慮し取りやめました。

 

村山元首相は「個人的に」出席だそうです

そもそも、日中戦争で日本と戦っていたのは蒋介石が率いた中国国民軍で、日本の敗戦後に毛沢東の中国共産党が国共内戦で蒋介石を台湾に追いやりました。

したがって、中国共産党が「抗日戦争」に勝利したわけではないのですが、まあ中国の国民が日本軍と戦ったことは間違いないので、大目に見ましょうw

中国外務省の張明副部長は『抗日戦勝70周年記念行事』について「特定の国をターゲットにしたものではないし、今の日本や日本国民に対するものではない」とコメントしています。

これはもちろん言葉通りには受け取れません。

それだった「抗日」を外せばいいのですから。

先にも書きましたが、「抗日・反日」は支持を得やすいので、国威発揚の必須のアイテムです。

国内向けには「抗日・反日」で国民のガス抜きに、国外向けには、強大な軍事力を誇示することで南シナ海や尖閣諸島などの海洋進出に対抗する動きを抑え込みたい。
つまり「おまえら、この軍事力に逆らう覚悟はあるのか?」をアピールするためのイベントでしょう。

なお、中韓問題になると、ナゼかマスコミがコメントを取りに行く村山元首相が、「個人的に」出席するそうです。

「お仲間」の河野洋平氏は一緒に行かないのでしょうかw

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