【復興が進まない益城町】前震と本震後、1ヶ月の比較写真
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熊本県益城町を襲った2回の震度7の「熊本地震」から1ヶ月。
ライフラインは徐々に復旧していますが、倒壊した建物は、時が止まったかのようにほとんど手付かずのままです。
震災家屋の解体撤去の補助金には「罹災証明」が必要ですが、益城町役場の手が回らず、まだ1件も発行されていないとか。
多くの被災者は生活再建の1歩を踏み出せずにいます。
今回は、同じ建物の前震後と本震後、そして1ヶ月後の状況を写真でお伝えします。
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熊本県益城町・前震と本震後、さらに1ヶ月後の比較写真
▼前震翌日はまだ建っていましたが、本震後は完全に倒壊しています(左手前の建物)

▼1ヶ月後、道路のガレキは取り除かれましたが、倒壊家屋は手付かずのままでした(2016.5.13)

▼前震翌日は一部損壊でしたが、本震後は手前の窓を残して1階が潰れています

▼1ヶ月経っても手付かずのままでした(2016.5.13)

▼前震で特に被害が大きかったエリア。倒壊した比較的新しい家屋と、その1ヶ月後

▼前震翌日。上の家屋を別の角度から。カーポートで2台のトヨタ車が潰されていました

▼上の家屋の1ヶ月後。カーポートの2台は引っ張り出せたようです(2016.5.13)

▼上の写真の隣家。前震翌日、瓦で天板が破砕されたカーポート
本震で家の1階が潰れ、家の壁で支えていたフレームがグニャグニャに▼

▼上の写真の道を挟んだ隣家の前震翌日。本震では1階が潰れています

▼ドラムセットとスノボが放置されています。持ち主は無事だったでしょうか(2016.5.13)

▼前震翌日もガレキが山積みでしたが、1ヶ月後はさらに増え、奥の家への道路が塞がれていました

▼前震で新しい建物の1階が潰れています。1ヶ月経っても手付かずのままでした

▼本震後に道を塞いだ建物とブロック塀。1ヶ月後も道を塞いだままでした

▼前震翌日はブロック壁が崩れていましたが、本震後は鉄骨の柱が斜めに傾いています

▼1ヶ月経ってもやはり手付かずのままでした(2016.5.13)

▼前震では無事でしたが、本震で斜めになった建物
1ヶ月後、解体されたのか、完全に倒れてバラバラになったのか▼

▼前震後に救助活動で報道された建物。本震で右部分の1階も潰れました

▼本震で崩壊し道を半分塞いだ石垣

▼1ヶ月経ってもそのままでした(2016.5.13)

▼本震後と1ヶ月後

▼激震地に位置する木山神宮は鳥居や建物が倒壊。1ヶ月後「益城町再興」が掲げられていました

1ヶ月経っても、倒壊した建物が手付かずの熊本県益城町
▼以下は全て、現在(地震1ヶ月後の2016.5.13)の益城町です















▼長く続く断水のため簡易トイレを庭に設置したお宅も多く見かけました

熊本県益城町・長引く避難所生活
▼登山家・野口健さんたちの尽力で設営された陸上トラックのテント村

▼日除け、雨除け)のためのタープも追加設置されました

▼益城町総合体育館は、野口健さんのテント村以外にも、テントや車中泊の人たちで溢れています

▼食事の配給時刻には長い列が

▼腰の曲がったお年寄りは特に辛いでしょう。

熊本県益城町・応急危険度判定の赤紙だらけ
▼ドア横に「赤紙(危険)」が貼られた建物と要注意の「黄色」

▼調査済(問題なし)の「緑色」と、建物は緑だが宅地は黄色のお宅

益城町の建物の多くに「応急危険度判定」の「赤紙(危険)」が貼られていました。
ただし、これは文字通り応急的な調査で、外観だけを調査し、主に「建物の周囲や通行人にとって危険か」を判定したものです。
したがって、住民が使っていいかどうかの、恒久的使用の可否(構造的に安全か、改修は必要かなど)等を判定したものではありません。
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