小保方氏出勤 検証責任者が「魔術を使うかもと危惧」?
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経済・科学
前記事で理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB)の小保方氏をおちょくりながら、あっさりと予想が外れてしまいました。すみません
出勤後、STAP細胞検証実験の責任者が会見で、実験の監視が厳しい理由を「世の中には、小保方氏が魔術を使って不正をするのではないかとの危惧がある」と述べ、今後のスケジュールを発表しましたが、そこには意味不明の準備期間が。
ネイチャー誌の論文撤回が決定
前記事でも触れてますが、2日、イギリスの科学誌ネイチャーが、小保方氏らのSTAP細胞に関する論文2つの撤回を決定しました。
ネイチャー誌は、撤回理由として、次のようにコメントしています。
「いくつかの誤りが重なったので、確信を持ってSTAP細胞が存在するとは言えなくなった。論文を撤回するのがふさわしいと考える」
これで『生物学の常識を覆す世紀の発見』であるSTAP細胞は、科学界では存在しないことになりました。
STAP論文(Nature Article誌) STAP論文(Nature Letter)
赤丸部分の「Retraction(撤回)」は、「撤回された論文カテゴリー」にリンクしています
検証実験の責任者 相澤慎一氏が会見
検証実験の初日には体調不良で欠勤した小保方氏でしたが、2日目の昨日は、午前11時頃、神戸市の理研CDBにタクシーで出勤。
同日、検証実験の責任者の理研CBD 相澤慎一特別顧問が会見を行いました。
・新たに作った小保方氏専用の実験室で行なう
・4月から始まっている、共著者の丹羽仁史プロジェクトリーダーの検証実験とは別棟
・入室はICカードで管理する
・外部の第3者が立ち会う
・複数のモニター用カメラで死角が内容に24時間記録する
・細胞の培養装置に鍵をかける
などと、実験室の環境を説明しました。
小保方氏を厳しく監視する体制
相澤氏は、その監視体制について、
「世の中には、そこまでやらないと、彼女は何か魔術を使って不正を持ち込むのではなかろうかとの危惧があるため」
「理研の改革推進本部は、小保方氏が丹羽氏の実験の中に、コソっと何かを混ぜてしまうと考えているのではないか」としています。
その他には、
「STAP細胞は、あるかないか正直わからない」
「小保方氏が再現できれば良し。再現出来なかった時には、そのことを小保方氏自身が認めるといったかたちに持って行きたい」
「期間は11月末だが、成果が出なかった場合は、早く終了する可能性もある」などと述べました。
なにしろ理研内部では、小保方氏はゴジラで、理研を破壊し、燃やし尽くすと評されているそうですから、無理もありませんが。
意味不明の準備期間
相澤氏の説明する今後のざっくりしたスケジュールです。
7月:生活環境を整える
8月:実験に慣れるための準備期間
9月:実験スタート
全く意味が分かりません。
「実験の手順やハサミ等の器具の使い方など忘れていることもあるだろうから」とのことです。
ハサミと言っても、細胞切り取りなどの高度な技術のことだとは思いますが、これまで200回も成功してるのですから、すぐに始められるでしょうに。
そもそも生活環境を整えるって、ナニ?しかも1ヶ月。
言うまでもなく、この検証実験の費用も税金です。
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