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小保方氏を無罪放免 さらに犯罪者扱いを詫びた理研の闇

公開日: 社会・政治

この記事の所要時間: 256

STAP細胞検証実験報告2014.12.19

19日、理研は、小保方氏が行なった検証実験でもSTAP細胞は再現できず、実験を打ち切る事を発表。

また、なんと小保方氏の辞表を受理したことも明らかにしました。

懲罰委員会は来月にも処分を発表する予定ですが、退職した人間を処分は出来ず、実質上、無罪放免となります。

それどころか、犯罪者扱いしたことを謝罪しました。

 

STAP細胞の検証実験報告に小保方氏は出席せず

張本人の小保方晴子氏(31)は心身共に疲れているとのことで会見に出席せず、コメントを発表。

「予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかったことなどが悔やまれます」と、まだ往生際が悪いようです。
「予想をはるかに超えた制約」と言うのは、他の人が見ていたらSTAP細胞はできないということですよね?

また「魂の限界まで取り組み」ともあります。
「コツというかレシピのようなもの」もそうですが、できなかった理由(以前はできた理由)を、「科学」な言葉で説明して欲しいものです。

19日のとくダネ!が伝えた小保方氏の現在。心身共に疲れたようには見えません
とくダネ!小保方晴子氏

小保方氏の辞表を受理?!

理化学研究所は、小保方氏の辞表を受理し21日付で退職することも明らかにしました。

記者会見でも指摘されていましたが、処分前の職員の辞表は受理しないものだと思います。

それに対し、坪井理事の回答は、
「懲罰委員会の調査に支障はない」「受理しなかった場合の心の負担を考慮した」
とやけに心優しいものでした。

来月にも決定される懲罰委員会の処分は「どのような処分が相当なのか」を決定するだけで、何の実効性も無いものとなります。

 

「捏造」以外に説明がつかない

小保方氏が「200回以上作成に成功した」と主張するものは、細胞が死ぬ際の「自家蛍光」だと指摘されています。

小保方氏が仮にそれをSTAP細胞と思い込んでいたとしても、その死んだ細胞では、当然の事ながらネイチャー掲載論文の「STAP細胞で作った緑色に光るキメラマウス」や「多くのデータや図表」は作成できるはずがありません。

では、それらはどうやって作ったのか?

誰かが意図的にやらない限り存在するはずが無いものであり、どう好意的に解釈しても、別の万能細胞であるES細胞を持ち込んですり替えたものだと考えるのが自然です。

勘違いや間違いではなく、明らかな故意であり、「捏造」という以外に説明はつきません。

「やりたいこと」と「できること」の区別がつかず、「やりたいこと」に「現実」を無理矢理合わせ込むために手段を選ばなかったということでは無いでしょうか?

そして小保方氏の頭の中では、「ほんとうにできた」ことになっているように思えます。

 

科学は性善説

論文の共著者で、小保方氏とは別の検証実験を行なっている丹羽仁史氏は、これで、できもしないことをやらされる「賽の河原状態」から開放されることになります。

その丹羽氏は、「科学は性善説なので小保方氏から提出されたデータを信じた」と言ってますが、ノーベル賞級の論文を、発表前に上司や他の研究員は追試をしなかったのが不思議でなりません。

 

犯罪者扱いした事を謝罪した相澤慎一特任顧問

STAP細胞検証実験報告 相澤慎一特任顧問2014.12.19

検証実験の責任者の相澤慎一特任顧問は、会見終了後に戻って来て、
「犯罪人扱いをしたような形で科学の行為を検証するということはあってはならない。」
「検証実験の責任者としてお詫びをするとともに責任を痛感しています」
と、発言しました。

これは、小保方氏に謝罪してるんですよね?

小保方氏が、公金を使って捏造実験を行なって論文を発表し、理研の信用をゴジラのように破壊した結果、組織は再編され、予算は大幅に減り、職場を失った人もいるという、少なくとも犯罪「的」な行為です。

その疑惑を払拭するには、不正が出来ない監視された環境で検証実験をするのは当然のことでしょう。

 

科学界はこんなに大甘でいいかげんなシステムなのか?

辞表の受理といい、丹羽氏や相澤氏の発言といい、「小保方氏に話されては困るイロイロなことがあるのではないか?」という理研の闇を感じさせます。

早稲田大学大学院の博士論文のコピペ問題も、本物のデータの提出に1年間もの猶予を設けています。

他のデータと「間違えて」使ったのであれば、すぐに本物のデータを提示できるはずで、科学界というのは、身内に甘く、いいかげんなシステムで動いていたのだなと思わざるをえません。

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Comment

  1. noname より:

    で、
    その後小保方レシピの量的アレンジで
    STAP現象が発見され、
    米国が特許を出願し、
    石川の告訴は無罪判決が出た訳なんだが

    無責任ってのは誰の事を言うんだろうね?

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  • ★熊本地震直後の道路が寸断されていた時期。
    2人の中国人青年が、福岡から南阿蘇の避難所まで片道約130kmの距離を、往復12時間以上掛けて、支援物資を運びました。
    最後に青年はこう語りました「私の名前を覚えて欲しくない。今日の支援品を寄付した在日中国人70人を代表した『中国人』という名前で覚えて貰えばいい」
    かっこよすぎます。
         
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