[朝日新聞大誤報問題] たった4分でよ〜く分かる 従軍慰安婦
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8月5日、朝日新聞が、これまでの従軍慰安婦報道の誤りを認め、一部取り消しました。
その誤りについて説明する前に、そもそも従軍慰安婦とは、何なのか?
できるだけ公平な資料を元にした、たった4分で、よ〜く分かる解説です。
前記事:NY近くに7つ目の慰安婦碑 グロテスク像も併設する韓国の感性
慰安婦とは
古今東西、戦争で負けたら、男は殺されるか奴隷(または捕虜)にされ、女はそれにレイプが加わります。
死ぬか生きるかの戦闘を経験したことが無いので断言はできませんが、おそらく、戦闘の興奮状態、明日は死ぬかもしれないという恐怖、占領したという優越感、そして女性とは縁のない軍隊生活などから、性欲を抑えきれなくなる兵士が多くなるのでしょう。
実際、戦後の占領下の日本や、ノルマンディー上陸後のフランス、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして復帰前の沖縄でも、レイプ事件が多発しました。
しかしそれでは現地の反発が強くなり占領政策に支障があるので、レイプ事件の防止策として、多くの国で兵士のための公娼(公的に管理された娼婦)を設けました。
戦時中の日本の場合は、それを慰安所といい、そこで働く女性を慰安婦と呼びました。
「従軍慰安婦」というのは戦後の朝日新聞の造語で、当時の呼称は慰安婦でした。
現在も売春が合法の国は多い
以前は、ほとんどの国で売春は合法でしたので、売春行為を現在の法律で指弾するのは事後法ですから意味がありません。
それに、現在でも多くの国で売春は合法です。
例)ドイツ、オランダ、フランス等欧州の約16ヶ国、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、インドネシア等アシアオセアニア約7ヶ国、南米、アフリカ等、、、
おそらく、禁止しても無くならないので、マフィアの関与や性病防止の観点から割り切っているのだと思います。
韓国でも2004年まで合法で、禁止法が施行される時には、娼婦がハデな反対デモ(禁止に反対するデモですよ)を行ないました。(下の写真)
その後韓国の娼婦達は、大量に売春が合法の台湾に出稼ぎに行き、台湾の地場業者を席巻しています。
慰安所は民間業者で、慰安婦は高給取り
韓国の慰安婦求人広告。異常な高給から「その手の」職業だというのは誰でも分かります
慰安婦の求人採用と運営を行なったのは民間業者ですから、単純な商行為です。
とはいえ、いわゆる「女衒(ぜげん)」ですからモラルの高い職業ではなく、軍の施設の近くに開業しますから、おそらく軍の管理者との癒着もあったでしょう。お代官様と越後屋的な
慰安婦の給与は、戦地での売春という特殊事情を勘案し、極めて高く設定されていました。
求人広告では300円。3000円まで前借り可となっています。
二等兵の月給が6円ですから、実に50倍以上。
実際には500円前後を稼ぐ人がざらにいたそうで、最高司令官の大将並の超高給です。
1992年に、元韓国人慰安婦の文玉珠(日本名・文原玉珠)さんが、2年半の間に貯めた郵便貯金の返還を求めて訴訟を起こしていますが、その額、実に約26,000円!
毎月900円近い貯金ができたことになります。
(気の毒なことに、裁判は日韓基本条約の請求権放棄で解決済みとして敗訴)
親に売られた娘も多かった
日本軍の後に付いて移動する慰安婦/自由時間に麻雀をする慰安婦
借金をさっさと清算するために慰安婦になる人も多かったようです。
内地で同じことをするより高給なので大金を稼ぎに来た人もいたでしょう。
もちろん、自らの意志で応募した人だけではなく、親や親戚に売られてきた人も多かったでしょう。
親や親戚が、多額の前金を受け取ったために、月々の手取りが少なかった人もいたでしょう。
上手い話しで騙して連れてきた業者もいたでしょう。
それが韓国の業者だとしたら、経営者は韓国人です。
韓国には、昔から、妓生(キーセン)がいる娼館がありましたし、明〜清に服属した数百年の間、毎年、妓生を何十人も中国様に献上していましたから、娼婦を供給する業種業界が存在していました。
当時、日本でも貧しい地方では、娘を売るのが珍しくありませんでした。
一回り上の(同じ干支の)娘は居ないという村も少なくなかったそうです。(12歳になる前に全員売られる)
休みにはショッピングを楽しいんでいた
上のは、日本統治時代に、貧しい娘を誘拐して娼館に売り飛ばそうとした業者が検挙された記事ですが、これは誘拐して慰安婦にしたという証拠ではなく、逆に、そういう犯罪を取り締まっていたという証拠です。
慰安所業者は、顧客が軍なのであまりあこぎなことはできなかったはずです。
衛生の面でも、性病が蔓延すると兵力にダメージですから、定期的な軍医の診察が実施されていました。
そういう意味では「軍が関与していた」と言えますが。
休みなどの福利厚生も良かったようです。
終戦前の1944年に、フィリピンに侵攻したアメリカ軍が韓国人慰安婦を捕らえて聞き取り調査した、アメリカの公文書があります。
戦時中ですから、日本軍がひどいことをしていれば積極的に宣伝したはずですが、そのようなことはせず、
「彼女達は大金を持ち、休みの日には街で服や化粧品のショッピングを楽しんでいた」と書いてあります。
テキサス親父が詳しく話しています(後半の紙袋は悪ふざけが過ぎると思いますが)↓
戦場のリスクを含めた高給
米軍に捕まったくらいですから、戦闘に巻き込まれて命を落とした人も多かったのではないでしょうか。
故国に帰るのに苦労した人もいたでしょう。
気の毒ですが、前線に近い場所で商売するのですから、それらのリスクも含めた高給だったと言えます。
占領地にいたのは慰安婦だけではなく、他の民間業者や民間人もいましたから、慰安婦だから悲惨な目に遭ったわけではありません。
映画でも明るく描かれている
キューブリックの名作「フルメタルジャケット」でも、サイゴンでの、娼婦のセールストークとUS海兵隊とのやり取りが軽いノリで描かれていますが、
以前の日本の戦争映画にも、よく慰安婦が出てきました。
整列行進して赴いた日本兵に、慰安婦が「兵隊さ〜ん!今夜待ってるわよ〜」と声を掛けるシーンとか、「さあ、今夜も稼ぐよ〜っ」と張り切っているシーンとか。
おそらくスタッフのほとんどが当時を知っていたはずなので、実際にそんな元気なノリだったのでしょう。
ヒロインが慰安婦の場合には、借金とか、叶わぬ恋を諦めるためとかの哀しい身の上がありましたけどね。
戦後も韓国は慰安婦を問題にせず
前記事:TBS 慰安婦問題の英文パンフの製作に政府が深く関与と報道(1)で紹介したパンフの一部を再掲します。
「韓国独立後、李承晩、張勉、朴正熙(朴槿惠パク・クネ大統領の父)3代の政権は日本から資金をなるべく多く取るべく国交正常化交渉に臨んでいました。
しかし、その中で慰安婦に対する賠償を求めたことは一度もありませんでした。
歴史の実態を知る時代には、慰安婦に対して日本政府から賠償が取れるなどとはだれも考えなかったのです。」
日韓基本条約の前も後も、誰も慰安婦で金をせびることが出来ると思っていませんでした。
朴パパは、在韓米軍慰安婦の責任者でもありましたし。
その火の無いところに煙を立たせたのは、朝日新聞が繰り返し流した大誤報です。
次記事:よ〜く分かる 従軍慰安婦 朝日新聞32年間の大誤報(1)へ続きます
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