*

妄想 ホンダF1責任者「夏前に表彰台、今季末に優勝争い」

公開日: モータースポーツ

この記事の所要時間: 525

ホンダF1モーターホーム

ホンダF1プロジェクト総責任者・新井康久氏が「夏前に表彰台を獲得し、シーズン終盤にはメルセデスと戦うことを目指している」と語ったそうです。
失笑しました。

 

ホンダF1責任者が妄言

新井康久氏は、今後の開発で速くなるつもりでしょうが、ライバルは角を曲がった先で待っていてくれるわけではありません。
言うまでもなく、彼らもホンダと同じだけのトークンを使えるんですよ。

それに、年間4基のエンジン使用数制限を超えるのは確実なので、ピットスタートも増えるでしょう。

このニュースを見た私の息子は、こうつぶやきました。
「言ったことの責任を取らない責任者って、気楽でいいよね」

今回は、ホンダF1について、言いたい放題書かせていただきます。

AUTO SPORT WEB・ホンダ「夏前(イギリスGPまで)に表彰台、今季末に優勝争い」と宣言

 

プランが甘過ぎるとしか思えないホンダF1プロジェクト

今シーズンからF1に復帰し、マクラーレンにパワーユニットを供給しているホンダ。

F1は昨年大きくレギュレーションが変わって「1.6L V6ターボエンジン+エネルギー回生ユニット」のシステムとなり、エンジンではなくシステムを総称してパワーユニット(PU)と呼ぶようになりましたが、ホンダはその初年度では無く、1年置いた「後出しじゃんけん」での参戦を選択しました。

当然、2014年のシーズン終了後すぐに実車テストをガンガン行なうものと思っていましたが、新井康久氏は初走行を2015年2月とすると発表。
ぶったまげました。

このご仁は、開発したばかりのPUが最初からまともに走ると思っている?
気は確かかと呆れたものです。

結局、マクラーレン側の強い要請で11月に前倒したものの、案の定まともに動かず、テスト期間のほとんど、マシンはガレージでウマに乗ったままでした。

その後のシーズン前の2月と3月テストでも状況は変わらず、ほとんど走れません。

しかし新井康久氏は「想定内」と繰り返すばかり。

それに対して息子は
「動かないことを想定してたのなら、どうしてちゃんと動くように対策しなかったのか」と失笑しました。

そんなドツボな状況にも関わらず、出てくるのは「開幕までに大きく進化する」「開幕戦から優勝争い」と夢を見てるようなコメントばかり。

そして、その開幕戦は大方の予想通りの惨敗に終わりましたが、涼しいオーストラリアだったにも関わらず、新井氏は「熱かったからパーワーを押さえた」と言い訳し各国の記者から失笑されました。

その後も「振り向けばマノー」という投下資金に全くそぐわない結果しか残せず、5戦を終えてノーポイント。

ドライバーたちは本音を押し殺しポジティブなコメントしかしませんでしたが、前戦ではついにバトンがぶち切れて「こんな怖いクルマに乗ったのは初めて。今年ポイントが取れるとは思えない」と酷評しました。

 

私がホンダを嫌いになった理由

私は以前はホンダF1のファンでした。

しかし、前回の第3期で嫌いになり、ホンダのクルマも買わなくなりました。

ハーベイ・ポストレスウェイトにフルコンストラクター参戦のテストチームを任せながら、ハシゴを外して始まった第3期。
急死したハーベイの心筋梗塞は、ホンダの中止決定が原因とも言われています。

結局、元体育教師の作ったチームにエンジン供給し、マシン造りにも関与するという曖昧な条件でスタートしたBARホンダでしたが、チーム側はホンダのアイデアなどは相手にせず、肝心のエンジンも悲惨な出来でした。

きっと第2期の実績から「俺っちがちょいと本気を出せば最強のエンジンなんて簡単さ」と思っていたのでしょうが、いつまでたっても中団をチョロチョロ走るばかりです。

2000年のベルギーGPでは、周回遅れのゾンタが、トップ争いをしているマクラーレンとフェラーリに同時に左右からぶち抜かれるという、F1史に残る無様なシーンを残しました。動くシケインそのものです。
BAR_HONDA マクラーレンとフェラーリにぶち抜かれる

その後ようやくトップ争いに絡めるようになり、佐藤琢磨が君が代を聞かせてくれるかと期待されましたが、なぜか、レース界で何の実績も無いニック・フライにチーム運営を任せます。

2005年に琢磨解雇を非難されると、大慌てでスーパーアグリをぶち上げましたが、根回し不足でシャーシ供給が叶わず、ホンダBチーム化のプランはグダグダに。

ニック・フライはマーケティングでも役に立たず、2007年はメインスポンサー無しの「アースカラー」という訳の分からないカラーリングで走りました。
成績面でも再び中団グループをチョロチョロし、さらに型落ちのスーパーアグリにポイントで先行されてしまうていたらくでした。

そして2008年、スーパーアグリのハシゴを外してシーズン途中で撤退させてしまい、さらにホンダも、12月になってから撤退発表というドタバタを晒しました。

結局、誰も惨敗の責任を取らなかったと聞いています。

私はこの時「二度とF1の敷居をまたぐんじゃないぞ!」とちゃぶ台をひっくり返したものです。

 

ロス・ブラウンとニック・フライは大儲け

チームは、ロス・ブラウンに1ポンドで売却され、活動費としてホンダから100億円近い資金援助がされたようです。

その2009年は、「ブラウンディフューザ」で先行し、ドライバーとコンストラクターのダブルタイトルを獲得しました。

エンジンがメルセデスに変更されていますから同じ条件とは言えませんが、「ブラウンディフューザ」のアドバンテージが大きかったので、ホンダチームのままであっても悲願のタイトルを取っていたものと思われます。

何と言う巡り合わせの悪さでしょう。

加えて、その「ブラウンディフューザ」は、ホンダスタッフのアイディアであったことをロス・ブラウン自身が認めています。

そして、その年の11月にメルセデスがチームを買収し、ロス・ブラウンとニック・フライは、それぞれ2000万ポンド(27億円)を手にしました。

 

3期の検証をしないまま4期へ?

2013年5月に、今回の第4期の参戦発表の際、3期について聞かれた伊東社長は「個人的には失敗だったと思う」と語りました。

社長が「個人的に」って、ナニ?

ウン千億円の資金を投じたプロジェクトの結果について、会社としてきちんとした検証がされなかったようです。信じられません。

その反省の無さが、今回の無惨なスタートに繋がっているように思えます。

 

ホンダモーターホームの塩対応

先日、ホンダモーターホームの塩対応が話題になりました。

また、このままだとF1参戦はホンダのイメージダウンにによると、ホンダのスタッフは「パドックで出会っても挨拶すらしない」そうです。

これらに対し、
「モーターホームはメディアにタダメシを食わせるところではない」や「それだけ必死にやってるんだ」という書き込みがされています。

いやいや、モーターホームはメディアにタダメシを食わせるところでしょう。

3期では、ホンダモーターホームの日本食がありがたかったという話しもありましたし、ミナルディのパスタの美味さは今でも語り種です。

広報活動の一環でもあるF1で、メディアを味方につけないでどうするという話しです。

また、仕事を必死にやるのは当たり前で、F1をやれるのは技術屋冥利のはずですから、なおさらでしょう。

必死だから挨拶しないなんて、どんな理屈ですかw

挨拶もできないようなコミュニケーション能力の人間が、まともな仕事ができるはずがありません。

さらに、昨年のテストの際、壊れた部品をマクラーレンのスタッフが日本までハンドキャリーし成田まで取りにきて欲しいと言ったところ、ホンダスタッフは「休日なので行けない」と回答したとか。

必死どころか、9時5時仕事の心構えしかないようです。

これらが本当であれば、ホンダは絶対に成功できません。
今季末どころか、永遠に優勝争いには絡めないでしょう。

3期の時、「いつものように」ブローして白煙を巻き上げるBARホンダを見て、解説の森脇さんは「遅いは、壊れるは」と呆れた口調でコメントしました。

今回はそれに「大口叩くは、挨拶しないは」を付け加えましょうw

スポンサードリンク

スポンサードリンク

関連記事

琢磨参戦!13日開幕フォーミュラEのファンブースト投票方法

9月13日、フォーミュラE第1戦が北京で開催されます。 新規格の電気自動車のフォーミュ

記事を読む

鈴鹿F1日本GP ビアンキのクラッシュの瞬間 一部始終

  5日に鈴鹿サーキットでのF1日本GPでクラッシュしたジュール・ビアンキ(マルシャ)は

記事を読む

F1のメガホン型エキゾースト・ディズニーアニメな造形w・でも効果無し

迫力の無い今年のF1のエキゾーストノートを解決しようと、FIAの提案でメガホン型がテストされ

記事を読む

【速報】鈴鹿のF1日本GPで深刻なクラッシュ レースは赤旗中止

鈴鹿のF1日本GP決勝で、深刻なクラッシュが発生し、レースは赤旗終了となりました。 4

記事を読む

今年のF1は 遅い・不格好・音が悪いの3重苦? タイムはSF並み?

  大幅にレギュレーションが変更になった2014年のF1。 最初のテストでは、何と

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサードリンク


  • ※PCでご覧の場合、動画下の『動画の拡大はこちら』をクリックするとポップアップが開きます。ポップアップ画面以外をクリックすると元に戻ります

  • ★熊本地震直後の道路が寸断されていた時期。
    2人の中国人青年が、福岡から南阿蘇の避難所まで片道約130kmの距離を、往復12時間以上掛けて、支援物資を運びました。
    最後に青年はこう語りました「私の名前を覚えて欲しくない。今日の支援品を寄付した在日中国人70人を代表した『中国人』という名前で覚えて貰えばいい」
    かっこよすぎます。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★再生回数170万回!
    ホンダ熊本工場に隣接するHSR九州で Enjoy HONDA 熊本 2015で行なわれた『Honda Racing 2&4 パフォーマンス』。
    スーパーGTの NSX CONCEPT-GT と、2013年型 Moto GP RC213V のバトルです
         
    動画の拡大はこちら

  • ★Enjoy HONDA 熊本 2015で行なわれた『Honda Racing 2&4 パフォーマンス』。
    スーパーGT 3.4L時代のマシン HSV-010 GTと、昨シーズンのMoto GPチャンピオンマシン RC213V のバトルです
         
    動画の拡大はこちら

  • ★同じくEnjoy HONDA 熊本 2015で行なわれた『交通機動隊の白バイデモンストレーション』。
    超絶テクニックを軽々とこなします。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★日産の #熱駐症 ゼロプロジェクトの動画。
    駐車中の閉め切った車内は急激に温度が上昇し、炭酸飲料のペットボトルや缶のフタを飛ばし、コーヒーは溢れ出し、食べ物は溶け出し、感熱紙の文字は消え、そしてチャイルドシードの、、、
         
    動画の拡大はこちら

  • ★K9(警察犬)の判断力の凄さが分かる動画です。
    まず、トレーナー(黒マスクの男性)から指示されると、初対面の黒人男性を即座に警護対象者と認識。
    暴漢役を含め、複数の人が次々と頭を撫ぜたり、警護対象者と握手をしたりしますが、K9は伏せの姿勢のまま。
    しかし、暴漢役がナイフを取り出した瞬間に腕に咬みつきます。
    暴漢役の防護服を認識している(怪しんでいる)点はあるでしょうが、武器や攻撃行動を察知する判断力とそのスピードに驚嘆します。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★アメ車のシボレーのCM。
    ですが、クルマはほとんど出てきません。
    年老いたゴールデン・レトリバーと飼い主の若い女性との思い出のシーンが流れます。
    私は、ボーイフレンドに唸り声を上げるところがお気に入りですw
    ただ前半は、犬がずっと老け顔で(顔の毛が白い)、女性も年齢が変わらないように見えるので、時間の経過が分かりにくいのが欠点です。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★世界中で話題になったパンパースのCM。
    赤ちゃんの1歳は、ママになってからの1周年。
    そのママに贈る、パパからのサプライズです。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★ハロウィンには、孫達も友達の家を回ってお菓子をもらってました。
    アメリカのTV番組での「子供が貰ってきたハロウィンキャンディーを、親が食べてしまったと言った時の子供の反応をYouTubeに投稿してください」の2015年版です。
    子供にとっては、たちの悪いイタズラですが、爆笑してしまいます。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★同じくハロウィンキャンディーの2013年版。
    個人的には、この年のが一番面白いと思います。
    涙が出るほど笑えます。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★泣けるCM
    岩手県の音楽教室のCM。娘の結婚式で父親がつたないピアノを弾き始めます。その理由は?...泣けます
         
    動画の拡大はこちら

  • ★【閲覧注意】運転中にメールしていたために、多くの人の運命が変わってしまう「安全運転啓発CM」。事故の瞬間や事故対応の様子がとてもリアルに描かれています。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★ブラジルの「どっきりカメラ」の番組が、たまにはいいことをしようと、障害者用駐車スペースに停めた健常者のクルマに、ポストイットを貼りまくってお仕置きをしました。
    使ったポストイットは1万枚。車いすマークもきれいに描かれています。
    戻ってきたドライバーは、皆に見られ、冷やかされながら、必死で剥がそうとしますが、ほとんど剥がれません。
    白バイ警官が証拠の写メを撮っている中、逆上しながら走り去って行きました。
    第1弾はこちら→車いすマークペイント編
         
    動画の拡大はこちら

  • ★非難が殺到したアメリカのCM。
    トラックの荷台から転げ落ちたゴールデンレトリバーの子犬「バディ」が、苦難の末、ようやく家に帰り着きます。
    大喜びする飼い主の口から信じられない言葉が。
    「Oh!バディ!会えて嬉しいわ!」
    「だってGoDaddyで作ったサイトで、あなたはもう売れてたのよ」
    バディは業者の車に積まれ、「ドメインとウェブサイトをGoDaddyでゲットしよう」というメッセージで終わります。
         
    動画の拡大はこちら

  • ★2013年8月の広島土砂災害には多くの災害救助犬が出動しましたが、その中の1頭の夢之丞(ゆめのすけ)は、動物管理センターで殺処分寸前に、NGO ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)に引き取られました。その引き取られたところから広島に出動するまでの感動の動画です。
    関連記事:【画像特集】広島土砂災害で頑張る災害救助犬たち
         
    動画の拡大はこちら

  • ★オードリー・ヘップバーン出演のチョコレートのCM。しかしこの動画はフルCG! クオリティの高さに驚きます。
         
    動画の拡大はこちら

 
PAGE TOP ↑