たつの市長が兵庫県議時代に政務活動費の領収書偽造?!
公開日:
社会・政治
今度は、現在、たつの市長の栗原一(はじめ)氏が、兵庫県会議員時代に、切手の領収書を偽造していた等の疑惑が浮上しました。
疑惑1:レターパックを55万円分購入
栗原一たつの市長は、兵庫県議会議員時代の2012年に、日本郵便のレターパック500円を大量に購入していました。
2012年度末の3月末、岩見簡易郵便局で、400枚,400枚,300枚の3回に分けて、合計1100枚,55万円を購入し政務活動費で支出。
きっと、レターパックで支持者に政治活動報告書を送っていたと、お決まりの弁明をするのでしょうね。
疑惑2:アルバイトの領収書と筆跡が同じ
そのレターパックの領収書は、市長の事務所でアルバイトに支払った領収書と、筆跡が同じだと指摘されています。
岩見簡易郵便局の局員が市長事務所でアルバイトをしない限り、そんなことはあり得ませんから、領収書のどちらか、あるいはどちらもが偽造ということになります。
疑惑3:2000円の領収書を120,000円に書き換えた?
2011年の10月、たつの郵便局で、50円ハガキを2400枚購入したとして12万円を支出していますが、その領収書には、数字を書き加えたと見られる形跡があります。
「40枚、2000円」を「2400枚、120,000円」に偽造したという疑惑です。
そして、その領収書の宛名の「栗原 一」の筆跡は、前述のレターパックやアルバイトの領収書と酷似しています。
提出されている領収書はコピーなので、原本を確認するか、たつの郵便局に照会すればすぐに分かることですよね。
その日に、切手を2400枚も購入した人がいたかどうか、領収書の控えをチェックすれば、すぐに分かることです。
市議会で説明?
栗原市長は、3日のたつの市議会の冒頭で壇上に立ち、今回指摘される問題について
「法令及びルールを遵守しながら、兵庫県議会事務局の適正かつ妥当な指導を受けながら、報告書を提出してまいりました。
現在、兵庫県議会の調査に委ね、結果を待つことといたしております。」などと説明しました。
テレビや新聞の取材に対しては、
「県議会で調査中」
「市議会で申し上げた通り」
「説明を求める市民の声はない」
などと答え、具体的な説明は一切拒否の姿勢です。
他の疑惑県議は
なお、現在、兵庫県警が捜査中の野々村元県議も、政務活動費で事務用品として支出していたクレジットカードの利用明細書に、明らかに切り貼りした痕跡があるとのことです。
また、8月29日、野々村県議をきっかけに政務活動費の不自然な支出を指摘された県議の内、加茂忍県議と岩谷英雄県議が「詐欺、虚偽公文書作成・同行使」の疑いで告発されました。
兵庫県の市民オンブズマン3団体が発表したもので、
加茂県議は2012年6月のインドネシアと今年3月の熊本・長崎を「視察旅行」し、約24万円を支出しましたが、実態は私的な旅行だったと指摘。
岩谷県議は2011年度に、領収書をコピーし日付を書き換えて、約31万円を不正に支出したというもの。
兵庫県警は告発状の「受理について慎重に検討する」としています。
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Comment
偽造領収書の件
通常訂正は2本線を入れ、訂正印を押す。
又、領収書はレシートで代用することもあるが、この場合レシートと領収書があることになる。
日本郵便職員が訂正したと言っているらしいが、郵便会社はこのような領収書の
発行を認めているのかね。会社にも聞いてみる必要がある。
問題になった事案だけではなかろう。
それにしても家族は気の毒に。灰色の親を持って。